2008年度ソ−ラ−ネット事業報告・事業計画(案)

2007年度ソ−ラ−ネット事業報告

2006年度ソ−ラ−ネット事業報告


2005年度ソ−ラ−ネット事業報告


2004年度ソ−ラ−ネット事業報告


2003年度ソ−ラ−ネット事業報告


2002年度ソ−ラ−ネット事業報告


2001年度ソ−ラ−ネット事業報告


2008年度、ソーラ−ネット事業計画(案)です。                            

2007年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               

2006年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               
A. 組合に関して
 これまで現地では、LPLHのソレマン氏が中心となり、「村全体の経済発展」を主目的とした公的な組合を結成しようとして来ました。その概念はSHSが設置され始めた初期からの目的でもありました。今年の7月2日には組合の設立総会もひらかれて、43名が出席しています。
 我々の当初の訪問目的は、この組合....名前まで決っていました。
Mappakabaji・生活向上組合です....が、どのように動き出しているのかを確認することでした。しかし、公的組合の立ち上げの動きは、その後、止まってしまい、なかなか前に進まなくなっていました。報告では、文字をかけるものがいない、人材が不足していると言うことでした。
 私達の訪問の目的の一つは、進まなくなった理由を知ることに変わりました。
 
 私達が感じ取った理由は、二つありました。
一つは、「生活向上組合」という公的な組織を立ち上げる必要性を、村人はまだ共有していないと言うことです。日本からの昨年の支援が、リーダーたちに「組合を作らなければいけない」という、思いにさせてしまっていたのかも知 れません。
二つ目は、「上の地区」と「下の地区」の交流が、それほど円滑ではないということです。
 この点は、これからイロイロと絡んで来ますので、ちょっと説明しておきます。
 
 これまで「タブアカン」と総称していた対象地域は、実は二つの村にまたがっています。この村は、郡も違う、異なった行政区域です。「下の村」はジェネバト村で、タヒル氏がリ−ダーをつとめています。モスリム中心の古くからの集落です。「上の村」はバランロンポア村で、ポナ氏がキリスト教関係のリーダーです。モスリム今日と途混在している新しい入植者の集落です。
SHSは、はじめ、事業がキリスト教の人的つながりではじまった関係からポナ氏が中心となって、上の地区から設置されて行きました。その後に、下の地区へと広がった経緯があります。
 上と下の集落は、成り立ちも、内部の人間関係のあり方も、かなり異なっています。
リ−ダーであるタヒル氏とポナ氏の個性も考え方も、全く違います。
一つの組織としてまとめあげるには、幾つものハードルをこえる必要があります。

 ソ−ラーネットとしては、新たなSHSの設置支援を始めることのできる絶対の条件として、地元でSHSを管理できる仕組ができることだと考えています。
それは、公的な組合である必要はないと考えます。できるところから積み上げて行って欲しいと考えます。
 今回、私達はハッキリと、地元のリーダーとLPLHのソレマン氏に、この意図を伝えました。
 ソレマン氏とは、以下の点を確認しました。
1.公的な「生活向上組合」の結成は、気が熟すまで急がずに、村人の自主に任せる。
2.自主管理組織は出来つつあるので、引き続き、財務の実務とSHSの技術支援は続ける。

B. 財務上の管理状況について
 今回の訪問で、もっとも確認したかったことは、ユーザーが月決めのお金を支払っているのか、そのお金がきちんと管理されているのか、でした。
 結果は、ハッキリと分かれました。「下の村」は、25人中16人が支払い、残りの人々も、お米が売れたら支払うことになっていました。帳簿も、領収書のやり取りも行われていました。集まったお金で、蛍光管やスイッチを協同購入しています。地元技術者LTへの支払も、行われていました。
 他方、「上の村」の集金状況は、良いと言えるものではありません。支払を行った形跡のあるものが30人中10人、しかも、領収書のやり取りも行われていません。LTへの支払もまだです。
 上記のように、財務の再指導をLPLHに、依頼しました。

 ここで、月決めの支払に付いて、説明しておきます。
 ユ−ザ−は、各グループ管理者にRP.12,500(約180円)を支払います。このうち、RP.10,000は、バッテリー等の交換費用となります。RP.2,500は、LTへの支払となります。実際には月々で支払う人は少なく、何らかの収穫物が売れた時に、まとめて支払うケースがほとんどです。

C. SHSの所有・帰属に関して
 SHSはもともと、日本からの支援を元に、設置されたものです。ユ−ザーは一部頭金と月決めの支払を行っていますが、かかる費用の一部に過ぎません。
事業を進めていたジャワ島のNGOやマカッサルのNGOと、ユ−ザ−たちとの間で、この物たちの所有関係に関した明確な取り決めは、無いままでした。このことが、幾つかのトラブルを産んでいました。
 月決めの支払を住民達が管理することになった今、この帰属関係をはっきりとさせておかないと、後々、あまり面白く無い事態になる可能性があります。目の前に、多額のお金があるのですから。
 今回、この点をはっきりさせました。
1.SHSは、グループ全体の物である。ユ−ザ−の一存で処分することは出来ない。
2.ユ−ザ−は、きちんと管理する責任を持っている。グル−プ管理者は、LTの派遣や情報の提供により、各自が管理できるようにしなければならない。
3.管理できなければ、グル−ブ管理者は管理できるとおもわれる他の者に、SHSを移動することができる。
4.月決めのRP.10,000は、ユーザー個人の積立金であり、バッテリー交換の費用、またはシステムが壊れた時の修繕費に充当する。

 何でこんな基本的なことを....と思われるかも知れませんが、何となく曖昧なまま上手く進んで行く、これがインドネシア流、と言う側面もあります。
「これは誰の物なの?」と聞くと、「何でそんなことをわざわざ聞くのか」と唖然とした顔を見られて、どぎまぎしてしまうことも何回かありましたよ。

D. SHSの管理状況に関して
 今回は、ソレマン氏の事前の調査に基づいて、上手く動いていないシステムを中心に点検修理して来ました。
 ヒュ−ズが切れているだけなのに、コントローラーが壊れたと考えてコントローラーを外してしまった人、バッテリー端子が汚れてしまい、全く充電されていないシステム、配線の接触不良、例によって、バッテリー液が入っていない家....まるでトラブルのショウウィンドウを眺めるようでした。いやーーー、こちらもとても勉強になりましたよ。
 さすがにコントローラーを外してしまう所は少なくなりましたが、やはり何軒かは、外していました。そこのバッテリーは、ほとんど例外なく劣化が進んでいます。コントローラーが付いている家とほとんど同じ頃にバッテリーを新しくしているのに、です。どうして外すのかの問に、帰って来た答えが、最高、でした。「ワールドカップ」です。この国も、中継は、夜だったですね。
 バッテリーの交換は、着々と進んでいます。「下の村」では、25軒中23軒のバッテリーが良好になっています。「上の村」では、30軒中16軒です。
 ここでも、下と上との差が歴然としています。

 こんなことから、簡単なトラブル事例集を用意する予定です。今回見聞きした物を網羅すれば、大半のトラブルにたいしてLTは、対処することができると思われます。いずれも、難しいものではなく実に初歩的な事態です。来年は、それなりに設備の整った場所で、数日LTを缶詰めにして、基礎的な電気講習会を開こうかとか考えています。

付記 
 ジャカルタでのこと
 ジャカルタには、前年度のメンテナンス事業にまとまってインバ−タ−とコントロ−ラーを購入したGAEという会社があります。今回は、来年度の講習会への協力の要請と、一台壊れていたコントローラーの事、新しい太陽電池関連商品の情報を仕入れる目的で訪問しました。新しい商品は、デザインの良い10Wの蛍光灯がありましたが、それほど目新しい物はありませんでした。た
だ、SHSに使われているバッテリーは、マカッサルで手に入る自動車用の50Ahです。これがRp.300,000でした。自動車用のバッテリーは、太陽電池で使用する場合、あまり長持ちしません。GAEで扱われているバッテリーは、EBタイプと言う、太陽電池システムにはうってつけのものです。大きさも65Ahと、丁度良い大きさです。この値段がRp.350,000。さっそく、ソレマン氏に情報を入れておきました。来年の講習会への協力は、快諾してもらえました。

2005年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               
2005年度は、国内活動、国際活動共に、少し様変わりし始めた年でした。国内活動では、これまでこうこつと続けて来た太陽電池の組立講習会に、いくつかの点で広がる気配が見えてきたことです。講習会に出席した講習者の中から、地元で同じ講習会を企画する方が、二人も現れました。そこでできた太陽電池は、ソ−ラ−ネットを通して、パプアニュウギニアに届けられました。また、講習会での太陽電池は、カリマンタンの炭焼きを主とするNGOに手渡さました。
 昨年はじめて試みた使いかたの講習会は、予想通り、多くの参加者が集まり、大変好評でした。ここで参加したある県内のNGOは、スリランカで「一家一灯運動」をスタートさせるとのことです。 さまざまなNGOが太陽光発電に関して問い合わせて来ています。そうした団体への技術支援も我々の活動になると思います。 国際活動では、タブアカン地区での補修交換事業が無事に終り、一区切りついたことです。詳細は別に述べてありますので、ここでは省きますが、どうにか補修は間に合ったことで、地元の自主的な運営にゆだねる下地ができたかなと言う所かと思います。事実、二つの地元グループが、自分達の通帳で集まった月極めの資金を入金しはじめています。その動きが地元の管理組合となって結実する予定です。もう少し、この動きを見届けて行きたいと思います。

2004年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               
 2004年度は組立講習会の実施、国際協力NGOリーダーシップ講座(埼玉県からの委託事業)の実施、タブアカン地区SHS設置事業の評価調査の三点が、行われました。この中でとくに、過去2回に渡り実施して来た評価調査の結果、明らかになったSHSのメンテナンス体制をどうするかが、今後のソーラ−ネットの大きなテ−マとなったと思います。また、年の暮れに発生したインドネシア冲地震にさいして、組立講習会で組み立てた太陽電池が二枚、実に手際良く現地(スリランカ)で活躍の場を見ることができたことは、今後の活動の一つの指針を示していると思います。

2003年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               
2003年度 事業報告
1.太陽光発電「ボランティア養成講座}は、3回行いました。2003/7/19(11名)、8/23(10名)、10/25(8名)。このほか、小川町の自然エネルギー学校で、協力講座を開きました。参加人員35名でした。
2.太陽電池の組立部材を安くし、30Wクラスのものも可能にする目的で、新型のラミネーターを1台、購入しました。この資金は、サイサン基金の助成を活用しました。
3.10/2〜10/14まで、インドネシアを訪問し、グニとの打合せとタブアカン地区の第2回目の影響調査を行いました。安部氏、桜井氏、吉田氏です。この事業は、事業収益で賄いました。
 調査結果では、技術支援にばかり偏り過ぎていたと言う強い指摘がなされています。大きな課題となりました。
4.はじめて若干の赤字決算となりました。理由は、上記の事業を自己資金でまかなったためですが、以前から計画されていた事業だけに、もう少し資金調達を計画的にすると言う課題を残しました
5.カウンターパートであるヤヤサン・グニが資金難に陥って、活動が停滞した。最も大きな問題は、イオン財団から助成を受けたタブアカンでの設置プロジェクト(10軒分)...ソーラーネットの代表として、桜井が代理人になっている....が、いまだ進展していない事である。桜井がこのプロジェクトの支援として送ったSM55、10枚がインドネシアの港で停められていたが、この一件は、日本に送り戻してもらうことで解決した。

2002年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               
 組立講習会の実施、国際協力NGOリーダーシップ講座(埼玉県からの委託事業)の実施、タブアカン地区SHS設置事業の評価調査の三点が、行われました。この中でとくに、過去2回に渡り実施して来た評価調査の結果、明らかになったSHSのメンテナンス体制をどうするかが、今後のソーラ−ネットの大きなテ−マとなったと思います。また、年の暮れに発生したインドネシア冲地震にさいして、組立講習会で組み立てた太陽電池が二枚、実に手際良く現地(スリランカ)で活躍の場を見ることができたことは、今後の活動の一つの指針を示していると思います。
2001年度、ソーラ−ネットは下記の事を行いました。               
1. インドネシアへ太陽電池をおくる「里親キャンペーン」を行い、35人より協力を 得て2002年3月、75万円(7軒分) をおくることが出来ました。設置工事は6-7月 の予定です。里親には、その後、写真等をおくります。
2. 7月と11月に組立講習会を日本工業大学で行いました。参加者は、8名と、少なめ でしたが、若手ボランティアスタッフが講師となり、若い可能性を見せてくれました。これには、サイサン基金400,000円が活用されました。
3. 太陽電池とラミネーターの組立方法と架橋度の測定法を公開する出版準備を行いました。2002年7月には、出版の予定です。これには、イオン財団から800,000円が支援されています。



ソーラーネット
桜井

わたしたちはこのような活動をしています。

 

ボランティアスタッフ育成のための講習会の開催

 

現地での普及プロジェクト

 

ラミネータならびに各種部材を必要なNGO・NPOに直接届ける仕組みの検討と価格の削減

事務局体制の確立、NPO化



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